山を登る
昨日は、夫の会社のアクティビティに参加させて頂きました。
それは、「トレッキング。」
夫の上司の常務夫妻に部長さんや夫の同僚の方とその奥様の
総勢12人の大人数でした。
急遽、参加することになりびっくりされた方もいらっしゃったと思いますが、
皆さん、あたたかく迎えてくれて、楽しい方達なので人見知りをする私でも、
まるで会社の社員の一人のようにリラックスして過ごしました。
しかし、このトレッキング、私はかなり甘くみていました。
体力にはあまり自信がないのですが、足腰の強さには自信があり、
「参加したらブログにも書けるし、余裕。」
なんて軽く考えていたら、その大変さに驚きました。
まずケーブル・カーに乗り、山の中腹にある神社へ行きます。
そこが一丁目と呼ばれるスタート地点。
「楽しそう♪」なんて思っていたら、平坦な道を過ぎた頃にやってきたのは
岩。石。岩。石。岩。この時点でたった15分。
片道約2時間の往復4時間なので、これにはもう来たことを
後悔し始めていました。
しかし、後悔したところでどうすることも出来ないのが山。
延々とその急でゴツゴツした道は続くのです。
時には木で作られた階段らしきものもありましたが、ただの坂道の方が
楽なのかも・・・。(下りには階段の方が楽らしいのですが。)
前にもトレッキングに参加したことのある夫に訊ねました、
「前もこんな道だったの?」
彼曰く、「今回が一番険しい道。」だそうです。
実は、この日が私の山登りデビュー。
が、この岩道かよっ!なんて・・・
実はこの山は常務夫妻の思い出の山だそうです。
夫妻はトレッキングが趣味なのですが、そのデビューがこの山だったのです。
年齢もバラバラのこのグループは、息もぴったりのスピードで、
一歩一歩、山道を頂上へ向けて進みました。
そして辿り着いた頂上。
途中、少し雨にも降られたので少し肌寒い感じもしましたが、
この清々しさは、山を登った人でないと分からないはずです。
「来て、よかったぁ。」
思わず、口から出る言葉。
久しぶりに聞いた、私の本心。
前の日の夜、母に言われた「精神修行だと思うこと。」
少しだけ、精神が養われた気がします。
そこでお昼ご飯を食べ、部長さんが持参のガスバーナーでコーヒーまで
淹れてくれて、夫はなんて素敵な人達に囲まれているのだろう、と実感しました。
下りは、余裕綽々で下りていきました。
途中、常務夫妻お薦めの山小屋で冷奴とこんにゃく、
珍しい甘いレモンのようなフルーツを頂き、
(すべてこの山のみでしか口に出来ない物らしい。)
のんびり電車に乗って帰路に着きました。
帰りの電車ではずっとお話してみたかった常務さんの隣の席に座らせて頂き、
一時間近く、お話(おしゃべり?)をしてしまいました。
常務さんは会社の中で一番、夫をサポートしてくれる方ですので、
心から深く敬意と感謝を示したいです。
そして、分け隔てなく仲間に入れてくれた皆さんにも
ありがとうを言いたいです。
久しぶりに、そんなピュアな気持ちでいられたのも、やさしい方達と山の
おかげだったのかもしれません。
ありがとうございました。